渡部文緒
トレーナー
ASシエーラアスリートサポート事業部所属。
松田整形外科記念病院メディカルフィットネスC‐Linkスーパーバイザー。
日本スケート連盟強化スタッフ。
経歴
高橋大輔(フィギュアスケート)のパーソナルトレーナーを務め、バンクーバー五輪やソチ五輪に帯同。
現在は、松田整形外科記念病院メディカルフィットネスC‐Linkでスーパーバイザーを務める。
コーチからのコメント
Q.そのスポーツを始めたきっかけは?
最初はサッカーの指導者を志し、20歳頃に専門学校に通いながら指導者として選手たちに関わりました。その関わりの中で指導者ではなく、裏方の方が自分に合っているのではないかと感じ、勉強してみようかなと思っていたことも始めたきっかけでした。
次の何かを目指す選手達と関わって、自分が選手として行けないオリンピックなどの舞台に行けたらと思っています。
Q.スポーツへの想いを教えてください。
スポーツの持つ力は、直接的に喜びを与えるその本人たち以外に、まわりで応援してくれる人や、舞台が大きくなると日本全体が喜びを感じることにつながります。
自分の仕事が選手を通じて、見知らぬ人や社会を喜ばすことができたり、元気づけたりすることができるのは、スポーツが持っている特有の力だと思います。
Q.理想の選手とは?
心技体のバランスがとれている選手が理想です。心をいかに鍛えていったり、たくましくしていくかということも、体を鍛えていったり技術を伸ばしていくのと同じぐらい大事だと思っています。そのため、そういうトレーニングをするときも、心を切り離さずに考えながら選手にアドバイスをすることを心掛けています。
Q. 指導方針は?
まずは個々の体の特徴を理解して、こちらが形にはめていくのではなく、個人がある癖だったり特徴だったりを崩さずにいかに伸ばしていけるか、そういう自由度を残しながらその子の内面的に働きかけて感覚を育ててあげたいです。
Q.コースを受講した生徒には、実際にどうなってもらいたいですか?
スポーツは結果が出るので、その結果をみんな求めて一生懸命やると思いますが、失敗も必要で、失敗から変化していくことが大きいと思います。形にこだわってその動きを成功するというよりは、崩しだったり、良くない動きだったりということを知って、そこから良い動きは何かを学ぶことを、指導では大事にしたいなと思っています。
Q.特に何に気を付けて指導されていく予定でしょうか?
できるだけ個性に合った、内面に働きかけるようなアドバイスができればと思っています。それがその選手の体への意識改革等につながればいいかなと思っています。
Q.最後に、生徒に対するメッセージをお願いします。
目指している目標とか、そういうものは強く持ってほしいですし、自分で限界を作らずに諦めずにやってほしいです。トレーニングだったりその技術練習が成果を出していくのは、すぐではなくて大抵だいぶ先にあるので、その先を信じてやっていってほしいなと思います。
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